ガバナー挨拶
東京銀座ロータリークラブ
2022-23年度 国際ロータリー第2750地区 ガバナー 富澤 為一


富澤 為一 今年の国際協議会は昨年に続き、バーチャルによるオンライン参加となりました。本来であればフロリダ・オーランドでRI会長エレクトのジェニファー・ジョーンズさんのスピーチを間近で聞き、その思いを肌で感じる事が出来る重要な機会だと期待をしておりました。バーチャルでの協議会は日本時間の2月7日から15日迄、13時からビデオで講習を受け、翌日11時から分科会で意見交換を行う、この繰り返しでした。

 ジョーンズRI会長はカナダのウィンザー・ローズランド・ロータリークラブです。テーマは「IMAGINE ROTARY」と発表されました。ジョーンズRI会長は、世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力と繋がりを生かすよう呼びかけました。ロゴマークは環の周りに7つの点。環は人々の繋がり、点は人であり、ロータリーの7つの重点分野、そして北斗七星のように先導する光、その下の線は困難に立ち向かう時に乗り越えるための道具です。

 私たちロータリアンの夢は何でしょう。それは世界中の人が安全で安心して暮らせる平和な社会の実現です。私たちロータリアンはこの壮大な目標に向かい、友情と奉仕の心を大切に多くの友人と活動しています。世界の子供たちに約束したポリオの完全根絶も、もう目の前です。

 日本のロータリークラブは100年の歴史を刻んできました。先人たちの素晴らしい発想と友情の繋がりで、次々と社会に良い変革をもたらし、世界に貢献をしてまいりました。しかし残念ながらここ数年、会員の減少に歯止めがかかりません。ロータリークラブが社会の変化についていけない何かがあるのではないでしょうか。会員の平均年齢は年とともに高まり、女性の参加比率もなかなか上がりません。2750地区の戦略計画の中で2024年6月末には5,000人の会員、女性会員比率を高め、40歳未満の会員を増やそうと目標を立てています。何故この様な目標を立てたのでしょうか。クラブが5年後、10年後でも生き生きと元気で活動し続けるには、新しい仲間を増やすことが不可欠だからです。それぞれのクラブが将来どんなクラブになりたいのか。そのための戦略計画を会長を中心に会員で話し合って立案し、実行することが大切です。

 DEIを理解し、新しい仲間を、新しいクラブを増やしましょう。地区の委員会はクラブの活動をサポートするために存在しています。その役割は多岐にわたり、親睦活動、奉仕の実践、会員増強、認知度向上、いろいろなリソースを提供し、繋がりを持って支援します。2022-23年度は特にローターアクターの活躍の場を広げ、多くの地区委員会に出向して頂きます。若い力と感性がロータリーの変化をもたらす原動力になると想像しています。

 ジョーンズRI会長はスピーチの中で、ロータリアンは自分のロータリーではなく、私たちのロータリーという意識に転換すべきであると、力説されました。仲間とチームを組んで行動しようとおっしゃいました。では仲間とは一体誰の事を言っているのでしょうか。もちろん世界中のロータリアンを指しているのでしょうが、家族や友人、地域で繋がっている身近な人すべてだと思います。人の役に立つ、世界でよいことをしようというロータリアンの活動は非日常的な事ではなく、仕事と同じ様に生活の一部になっています。私たちの社会は家族や友人から始まり、地域、そして世界と繋がっています。まずは身近な人との話題にロータリー活動も取り入れ、共に出来る事から取り組みましょう。

 ロータリー活動の基本は例会です。皆さんが例会に参加をされるのは義務感からですか。いえ、違うでしょう。友人と会うのが楽しいから集まるのではないのですか。例会は会長・幹事だけが運営しているのではありません。会員の皆さんが参加をし、語り合う事により、一層楽しみが増すのです。友情を深め共に超我の奉仕を実践する事で人々に幸せをもたらし、自身も喜びを感じているはずです。自分の人生が豊かになっている事を感じているはずです。私たちの行動が、世界中の人の安心安全で豊かな暮らしに繋がる。そんな社会の実現に向けもっと多くの人にロータリーの心を知ってもらい、共に行動する仲間を増やして行きましょう。まずは自分の身近な人から。

 皆さん、これからの一年、「IMAGINE ROTARY」大きな夢をかなえたロータリーを想像して、ロータリーを広げる行動をして行きましょう。